一般的なグリース阻集器(グリストラップ)清掃

グリストラップ清掃厨芥物が溜まるバスケット、阻集器内の仕切り板の清掃 洗浄排水及び残汚泥をバキュームポンプやバキューム車で排出します。

営業用厨房にはいろいろな調理器具や流しが設置されています。

それらの排水はグリース阻集器(グリストラップ)に収集された後、下流へ自然排水されるのが一般的です。

グリストラップ内の油脂類の除去をしないと、滞留した油脂類が酸化腐敗して悪臭を放って、グリストラッから流入側及び流出側の排水管内に油脂類が付着し短期間に排水が「流れにくい」・「つまり」が生じます。

屋内にグリース阻集器(グリストラップ)が設置してある場合は周囲に養生を致します。

厨芥物が溜まるバスケット、グリース阻集器(グリストラップ)内の仕切り板が外れる場合は外して清掃します。樹脂製の網目状しきりの場合もはずして清掃します。

必要であれば薬剤を使用し手作業で清掃します。

・清掃後は周囲の清掃・抗菌洗浄水の噴霧・グリース阻集器(グリストラップ)内に悪臭が生じるので水を張ります。

阻集器の清掃前の状況で油脂類が浮遊し、雑物が沈殿している様子

清掃を行っている様子

残水を完全に吸い取り、清掃が完了した様子

※グリース阻集器(グリストラップ)の清掃周期
 1バスケットの掃除・1日1回以上
 2浮上油の除去・・・週に1回以上
 3沈殿物の除去・・・月に1回以上
 4トラップ管の掃除・2ヶ月毎